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Posted by naturum at

2009年02月12日

ルアーの使い方。

あなたは、ルアーを買ったら
そのまま使っていますか?

ショップでルアーを購入して、
自宅に持ち帰り、
パッケージの封を切って
タックルBOXに収めて、
次の釣行に思いをはせる。

それは、おそらく一番楽しい瞬間かもしれません。

私の場合は、こういった感じです。




ごくごく普通によく売られているヘドンのラッキー13を
例に出して話をすると、
この写真を見てちょっとした違いに気がつくこととおもいます。

手元にラッキー13のノーマルがある人は
手にとって見比べてみてください。

手元にない方の為にノーマルの写真も添えておきます。




見比べてみると、
違いは歴然。

フックは交換してあるし、
ヘドンの凝ったリグとフックの間に
スプリットリングもかましてあります。
ラインを結ぶアイにもスプリットリングが
装着されています。

ヘドンのサーフェイスリグにスプリットリングを入れるなんて、
邪道だと思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

ザラやチャガースプークにも使用されている、
このヘドン伝統と言えるサーフェイスリグですが、
ルアーの動きにフックが引きずられて動くために
魚ののりは決してよいリグではないと、
私は思いますので、
このようにスプリットリングを入れております。

ちゃんと前後のフックが絡んでしまわない長さになるように、
リングの大きさフックの大きさも選んであったりもします。

ノーマルのサーフェイスリグ&フックは
おそらく低重心、キールの役目もかねていると
想像しますので、重さも重要な要素かもしれません。
ザラなどは下手に軽く小さいフックをつけてしまうと、
ドックウォークで、仰向けにひっくり返ってしまうくらい
ローリングしてしまいます。

これは私の勝手な想像ですが、
このルアーの開発当初は、
エイトリグなどを上手にルアーに埋め込む技術も無く、
ラインを結ぶアイのようなヒートンだと
ネジが長すぎるといった理由もあったりしたのかもしれません。
それとも底の浅い私が考え付かないような、
理由が他にもいろいろあるのかもしれません。

ヘドンでも比較的新しい、
スーパースプークなどは、
エイトリグを採用しているので、
それほど神経質にならなくても良いと考えますし、
とにかく私がやっている、
スプリットリングがあったほうが
魚ののりもよいし、ばれにくいと思います。

ラインアイのリングも
私としては有った方が動き出しが良く
短い距離でアクションがさせやすいと
使っていて感じます。

いかがなものでしょうか?

じつは、ここまでの話は推理小説の読者を
ミスリードさせるような話で、
実はルアーをいじる本当の理由は別にあります。





メガバスのポップ-MAXです。

とっても美しく、かっこ良く
機能的で、そして良く釣れるルアーとして
誰もが認めるルアーでしょう。

美しいデザインは優れた機能に由来する。

ポルシェを思わせるような、
(どっちかというとフェラーリか?)
優れたクラフトマンシップの宿ったルアー。

まさにそんな感じ。

所有するのも楽しみの一つのようなルアーです。

―が、これ、完成されすぎていて、
手を加える面白さがありません。
新品で売っている状態が最上の状態で、
せいぜい取り替えるといっても、
使用後に鈍くなったフックを交換するぐらい、
それでも元に戻ったような気はしないかもしれません。

寒い冬の夜に、自動販売機の明かりの下、
原チャリのキャブを取り外して
メンテナンスするような楽しさは、
与えてくれません。

ヘドンのルアーになぞって言うなら、
ときどき(ひんぱんにか?)壊れる、
アメ車を所有する喜びとは
次元の違う品物といえるでしょう。

実は、この話もミスリード。

あなたがこのブログを見ているパソコンの横に
コーヒーの入ったマグカップがあったとします。
あなたは、ふと、そのマグカップを
絵に描いてみようと思いました。

紙と鉛筆を用意して、
描いてみます。

巧く描けませんでした。

どうしたら、巧く描けるようになるでしょうか?

手に取ります。
中のコーヒーをこぼさないように、
色々な角度から見てみます。
底をのぞいたり、
なでてみたり、
意識して手触りや重さを感じてみましょう。
ちょっとだけ、コーヒーを飲んでみたりします。

ふたたび置いて、
絵を描いてみます。

先ほどと同じように書いているのに、
こんどはさっきより少し上手に書けるはずです。

私がルアーをパッケージから出して、
ルアーをいじるのは
まさにこの絵をかく作業をしているといって
良いと思います。

買ってきたルアーの封を切って
タックルボックスに収め
フィールドに持ち出して、
漠然とキャストするより、
より多くのことがわかります。

たかだかスプリットリングをつけるだけですが、
必然的にいろいろな角度から見ることになりますし、
重さも手触りもよりリアルに感じることが出来ます。

本当に軽い気持ちで、
触ったり角度を変えたり重さを感じたルアーを
デッサンしてみるのも良いでしょう。

今まで気がついてはいたのに
あまり意識していなかった
円柱のようなスーパースプークの
顔のすぐ後ろのえらの辺りにある凹凸を
あらためてリアルに感じたり、
ラッキー13のフロントアイが
思ったより上についているといったことに
気がついたり。

そういってなめるように味わったルアーを
フィールドで使用すれば、
よりフィールドの状況がリアルに感じ取れるようになる
気がします。

スプリットリングを着けたり外したりする。
たったそれだけのことで、
一つのルアーから、
宇宙を見るように世界が感じらとれるような
そんな気がするようになると思って・・・。



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Posted by ばるたん (V)o¥o(V) at 13:03Comments(8)マイ・タックル1