水面お気楽フィッシング♪

本来なら本日、関東屈指のメジャーフィールドへ
バス釣りに出かける予定だったので、
動かすのには練習が必要といわれる、
トリガーフィッシュを持って
普段ナマズを釣っているホームフィールドの
川へ行ってきました。
（残念なことに本日のバスフィッシングは
事情があって中止となり、行っていません）

トリガーフィッシュのパッケージの裏の
説明書には、適合タックル＆ラインとして、
張りのあるミディアムアクションで、
6フィート前後のベイトタックルがオススメです。
ラインはＰＥライン２０～３０ｌｂｓ推奨。
ナイロンラインはロッドアクションを吸収されてしまう為、
本来の動きが出しにくくなります。
－と記載されているので、
明日の釣行予定のフィールドが
ロングキャストが必要かもしれないといったこともあり、
ロッドは購入後ほとんど使用していなかった、
ノリーズＲＲＨＢ６３０Ｍ、
ラインは普段使用している、
メタｍｇＤＣに巻いてあった
ブライトリバーのＰＥ５０ｌｂを使用しました。

本来、トリガーフィッシュは
流れのあるところで使用するルアーでは
ありませんので、
川といってもプールのようによどんだ
流れの少ない場所へといったのですが、
先日の台風の影響か
いつもより流れがあるなぁと言った感じです。

正面対岸側は流れが特に速そうに見えたので、
ゆるい流れの手前下流側へキャスト、
トリガーフィッシュはゆるい流れを受けて
リトリーブしないでも走るように流芯側へ動き出します。
そうして、リトリーブを止めてロッドの先を下げると、
向きを変えて岸際へ寄って来る。
おぉっ！今までに無い動きにちょっと感動！！
流れのスピードがばっちり合うところでは、
ロッドアクションだけで、
右に左に動かせるんじゃないの？といった感じ。

そうやってルアーを右へ左へと動かして、
おおよその動きの感じを確かめていると、
バシュ！！っと、下からバイトがあり、
いきなりロッドに手ごたえが伝わった。
こんな昼間にファーストキャストで
ナマズが釣れちゃうのか、
このルアー！！！
いきなりのヒットに主導権は完全に魚側、
下流に向かって走られます。
わりときつく絞めてあるドラグにもかかわらず、
ラインはするすると出て行く。

で、でかいんじゃないのこれ？

約３０メートルしかＰＥは巻いてなくて、
電車結びでナイロンの下巻きと言う
ショートキャスト仕様なので、
これ以上ラインが出されるとまずい！
結び目が、スプールを押さえる親指に当たる感触が
とっても不快。
思わず親指に力を入れて、
突進を止めてしまいました。
（軸が曲がったりしないであろうか？）

遠目の水面をバシャバシャと暴れる魚を確認して、
唖然とした。

黒見がかった魚体に鈍く錆びれた金の鱗。
鯉！鯉かよー！！
今までに数々のナマズのバイトを経験している私が
ナマズと信じて疑わなかったバイトが、
鯉だったのはびっくりです。

それからが大変でした。
ＲＲ６３０Ｍは想像以上にパワーがあり、
頭をこちらに向けてから寄せるのには
そんなに手こずらなかったものの、
釣れるなんて夢にも思っていなかったので、
ペンチもキャッチャーも持っていません。
鯉の口にベリーフックがばっちりかかってしまっていて、
（おまけにパッケージから出したままで返しも潰していない）
どうにもこうにも外せられない。
もう足元で、疲れさせるだけ疲れさせて、
７０センチ以上あるだろう鯉を、
ルアーの付いたまま両手で抱えて
ランディング。お願いだから暴れないで！！
岸から離れた草むらに鯉を置き、
ダッシュで車にペンチを取りに行きました。

むちゃくちゃ疲れたんですけど･･･
（こんなときに限ってギャラリーがいないんだよなぁ･･･）

といった訳で、記念すべきトリガーフィッシュ最初の魚は
リッパな鯉だったのですが、
今回の教訓はルアーを投げるときは
いかなるときもペンチを持っていくことでした。
ジーンズもＴシャツもビショ濡れです。
（おまけに生臭い）

その後、アップストリーム
対岸と数投して動きを確かめて、
帰りました。
やっぱり流れがあると、本来の動きは出せませんが、
なんとなく動かせそうな感じはつかめました。

止水ならもう少しうまく使えそう。

そんな気になりました。

つづく



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