2008年11月01日
湾岸MIDNIGHT シーバスハンター
深夜の湾岸を走っていた。
掲示板3号下りに赤いライン。
さっきまで何も無かったはずだが、
ついてない。
仕方がない。羽田で降りて
下道を走ろう。
そんな訳で、ちょっとだけシーバスポイントを
覗いて行く事にした。
あいにくシーバスロッドは持ってきていなかったが、
シーバス用にと購入した、トラウトロッドは、
コルクのカバーのセロハンもはがしていない状態で
積んだままでした。
リールは、あったかな?
いつからか、積んだままだった。
ルアーもあった。
月は出ていない。
ようするに大潮ってことだ。
人が多いことだろうと思ったら
まんまと常夜灯の下あたりは、
多勢居る。
深夜だって言うのにまったく・・・
(人のことは言えませんが)
まぁ、ちょっとだけやるかと、
車から降りてタックルの用意をする。
人の多いところから遠ざかって
やったことの無い護岸の奥のほうへと行って見る。
沖に浮き桟橋のような物があったので、
回りを重点的に撃って見るも、
さかなっけは無かった。
ベイトの気配も無いし
だめかなこれは・・・
キャストを繰り返しながら、
もと来た道を戻る。
途中水面から突き出ている鉄柱に
ルアーを引っ掛けてしまいロストで
がっくり。
―でも干潮のときなら、
回収出来そうな場所だと思った。
常夜灯の下、橋の影の辺り、
先ほどまでいた人たちは
いつのまにやらいなかった。
残った人に聞いてみると、
釣れてなくて帰ったとのこと。
だめじゃん!
私のタックルを見て、
「そんなんじゃ、折れちゃうんじゃないの?」
と、けっこうダイレクトに嫌な事を言う
おじさんがいたが
笑って、ここのアベレージサイズなら、
楽勝でしょうと返してみた。
今まで何匹も釣ったことも無く、
新品のロッドのくせに
えらそうに語ってみる。
ちょっとここいらでやらしてもらっていいですかと
断り、了解を経て、ビジョン110SWを
アップストリームにキャストする。
隣のシーバスロッドに比べれば、
確かに距離は出ない。
それでも前のシーズンは6フィートの
バスロッドスピニングMLだったのですが、
それに比べれば何ぼかましだし、
110の引き心地もまずまず。
いや、実はさっきから凄く良い感じに
引けると思っていた。
気持ちが良い。
値段の話をするのもなんですが、
とてもナチュラムで約¥6000で購入した物だとは
思えませんでした。
―が、それでもバイトがあるわけではない。
隣にもないようだ。
―が、時折ベイトがざわつくのが感じられる。
間違いなく居るのだ。
ひととおり、キャストをした後、
自分としては早いリトリーブへと変えてみた。
友人Sの教えも実践してみるが、
いっこうにバイトが無い。
大潮だって言うのに・・・それもこの水位、満潮も近いはずだ。
先ほどまでの人たちのせいで、
擦れてしまっているのだろうか?
(釣れないときは、いつだって他人のせい)
(いけませんねぇ・・・)
なかばやけくそ気味に速いリトリーブをしてみると、
どん。瞬間、体を捻ってあわせをくれてやる。
ロッドがしなる。ジ・ジ・ジーと、ドラグが鳴く。
ようし!いい引きだ!!
ティップを下げてジャンプをかわす。
巻けるし、向きが変わって走るときも
いい感じにドラグが出て行く。
けっこう絶妙のフィール。
先日買ったシーバスロッドより
安く購入したトラウトロッドでしたが、
想像していた以上に
流れの中の魚をコントロールしやすい。
馬をたずなで操る騎手のような感覚。
はみに指令を出すように
コントロールが出来る。
東山湖じゃ、べろんべろんのビギナー用トラウトロッドや
ライトなバスロッドでそこそこホシバスを釣っているから、
こういうやりとりは、
キャストほどは下手じゃないぜ!
よせる。最後の仕上げが待っている。
そのために、十分走らせたのだから。
(離れているとはいえ隣の人のことも考えず、
場、荒らしまくりかも)
先ほどのおじさんが寄ってくる。
「んー。70弱ってところか。
網も、ボカも持ってないのか?」
うるせーオヤジだ。
でも口には出さない。
「このサイズだったら、ハンドランディングで
十分でしょう」
と、素早く慎重に針を交わし
下顎を持って、バス持ちで抜きあげる。
「ほらね。」
正直言って何度かのデコの後だったから、
凄く嬉しかったのですが、
おじさんの視線が気になるから
きわめてクールに装って
速攻手際よく写真をとってリリース。
ナマズで鍛えた作業だから余裕ですが
元気に去っていく姿は嬉しいものです。
NICE!FIGHT!!

先ほどから、シーバスロッドは
9フィート無きゃだめだとか
遠くで掛けるから面白いんだとか
ルアーはあれだ、これだと
もぉっ!うるさいおじさんだなぁ!!
と、思っていたので静かにさせるには十分な、
1匹でした。
まぁ、悪い人ではありませんでしたが・・・
その後は回りも含めてぜんぜん釣れないので、
お先に失礼しますと帰ってきました。
潮どまりから、下げも撃ちたかったけど、
軽装だったため寒すぎで心が折れました。
今シーズン数回かよって
釣れなくて、試行錯誤を繰り返し
やっとたどり着いた1匹。
気持ち良かったです!!
さあ、次は待ちに待った東山湖のイトウです。



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掲示板3号下りに赤いライン。
さっきまで何も無かったはずだが、
ついてない。
仕方がない。羽田で降りて
下道を走ろう。
そんな訳で、ちょっとだけシーバスポイントを
覗いて行く事にした。
あいにくシーバスロッドは持ってきていなかったが、
シーバス用にと購入した、トラウトロッドは、
コルクのカバーのセロハンもはがしていない状態で
積んだままでした。
リールは、あったかな?
いつからか、積んだままだった。
ルアーもあった。
月は出ていない。
ようするに大潮ってことだ。
人が多いことだろうと思ったら
まんまと常夜灯の下あたりは、
多勢居る。
深夜だって言うのにまったく・・・
(人のことは言えませんが)
まぁ、ちょっとだけやるかと、
車から降りてタックルの用意をする。
人の多いところから遠ざかって
やったことの無い護岸の奥のほうへと行って見る。
沖に浮き桟橋のような物があったので、
回りを重点的に撃って見るも、
さかなっけは無かった。
ベイトの気配も無いし
だめかなこれは・・・
キャストを繰り返しながら、
もと来た道を戻る。
途中水面から突き出ている鉄柱に
ルアーを引っ掛けてしまいロストで
がっくり。
―でも干潮のときなら、
回収出来そうな場所だと思った。
常夜灯の下、橋の影の辺り、
先ほどまでいた人たちは
いつのまにやらいなかった。
残った人に聞いてみると、
釣れてなくて帰ったとのこと。
だめじゃん!
私のタックルを見て、
「そんなんじゃ、折れちゃうんじゃないの?」
と、けっこうダイレクトに嫌な事を言う
おじさんがいたが
笑って、ここのアベレージサイズなら、
楽勝でしょうと返してみた。
今まで何匹も釣ったことも無く、
新品のロッドのくせに
えらそうに語ってみる。
ちょっとここいらでやらしてもらっていいですかと
断り、了解を経て、ビジョン110SWを
アップストリームにキャストする。
隣のシーバスロッドに比べれば、
確かに距離は出ない。
それでも前のシーズンは6フィートの
バスロッドスピニングMLだったのですが、
それに比べれば何ぼかましだし、
110の引き心地もまずまず。
いや、実はさっきから凄く良い感じに
引けると思っていた。
気持ちが良い。
値段の話をするのもなんですが、
とてもナチュラムで約¥6000で購入した物だとは
思えませんでした。
―が、それでもバイトがあるわけではない。
隣にもないようだ。
―が、時折ベイトがざわつくのが感じられる。
間違いなく居るのだ。
ひととおり、キャストをした後、
自分としては早いリトリーブへと変えてみた。
友人Sの教えも実践してみるが、
いっこうにバイトが無い。
大潮だって言うのに・・・それもこの水位、満潮も近いはずだ。
先ほどまでの人たちのせいで、
擦れてしまっているのだろうか?
(釣れないときは、いつだって他人のせい)
(いけませんねぇ・・・)
なかばやけくそ気味に速いリトリーブをしてみると、
どん。瞬間、体を捻ってあわせをくれてやる。
ロッドがしなる。ジ・ジ・ジーと、ドラグが鳴く。
ようし!いい引きだ!!
ティップを下げてジャンプをかわす。
巻けるし、向きが変わって走るときも
いい感じにドラグが出て行く。
けっこう絶妙のフィール。
先日買ったシーバスロッドより
安く購入したトラウトロッドでしたが、
想像していた以上に
流れの中の魚をコントロールしやすい。
馬をたずなで操る騎手のような感覚。
はみに指令を出すように
コントロールが出来る。
東山湖じゃ、べろんべろんのビギナー用トラウトロッドや
ライトなバスロッドでそこそこホシバスを釣っているから、
こういうやりとりは、
キャストほどは下手じゃないぜ!
よせる。最後の仕上げが待っている。
そのために、十分走らせたのだから。
(離れているとはいえ隣の人のことも考えず、
場、荒らしまくりかも)
先ほどのおじさんが寄ってくる。
「んー。70弱ってところか。
網も、ボカも持ってないのか?」
うるせーオヤジだ。
でも口には出さない。
「このサイズだったら、ハンドランディングで
十分でしょう」
と、素早く慎重に針を交わし
下顎を持って、バス持ちで抜きあげる。
「ほらね。」
正直言って何度かのデコの後だったから、
凄く嬉しかったのですが、
おじさんの視線が気になるから
きわめてクールに装って
速攻手際よく写真をとってリリース。
ナマズで鍛えた作業だから余裕ですが
元気に去っていく姿は嬉しいものです。
NICE!FIGHT!!

先ほどから、シーバスロッドは
9フィート無きゃだめだとか
遠くで掛けるから面白いんだとか
ルアーはあれだ、これだと
もぉっ!うるさいおじさんだなぁ!!
と、思っていたので静かにさせるには十分な、
1匹でした。
まぁ、悪い人ではありませんでしたが・・・
その後は回りも含めてぜんぜん釣れないので、
お先に失礼しますと帰ってきました。
潮どまりから、下げも撃ちたかったけど、
軽装だったため寒すぎで心が折れました。
今シーズン数回かよって
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気持ち良かったです!!
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Posted by ばるたん (V)o¥o(V) at 11:11│Comments(2)
│08’シーバス1
この記事へのコメント
おっさんうぜ―(-_-#)笑ギャフンと言わしたりましたね( ´艸`)ナイスです!!
トラウトロッドかっこいいですね♪そう言えばサクラマス用のトラウトロッド使ってる人もいますよね(^-^)
トラウトロッドかっこいいですね♪そう言えばサクラマス用のトラウトロッド使ってる人もいますよね(^-^)
Posted by ヤス at 2008年11月01日 18:46
いや、その、トラウトロッドといっても、
本流のマス用ロッドなんで、
もろサクラマス用といえるかもしれません。
まぁ、なんにしても、釣り方なんて
釣り人100人いたら100ようだと思いますんで、
自分と違う釣り方やタックルでも、
尊重して欲しいですよね。
ただ釣るだけなら、餌釣りのほうが確実だと思います。
わざわざルアーを選んだら、
魚にたどり着くまでのプロセスを、
個人個人の思うがまま楽しめばいいんですよねぇ。
本流のマス用ロッドなんで、
もろサクラマス用といえるかもしれません。
まぁ、なんにしても、釣り方なんて
釣り人100人いたら100ようだと思いますんで、
自分と違う釣り方やタックルでも、
尊重して欲しいですよね。
ただ釣るだけなら、餌釣りのほうが確実だと思います。
わざわざルアーを選んだら、
魚にたどり着くまでのプロセスを、
個人個人の思うがまま楽しめばいいんですよねぇ。
Posted by ばるたん (V)o¥o(V)
at 2008年11月02日 02:24

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