2008年02月17日
アマデウス

昨晩のBSでやるってことで、
久しぶりに見返しました。
実はレーザーディスクを持っているのですが、
実家に置きっぱなしなのです。
あらためて言うこと無しの名作ですね!
変なことを言うかも知れませんが、
サリエリの気持ちって
わかりますね。
小さい男と思われそうですが、
日常でも自分より才能のある人と出会うと、
激しい嫉妬とねたみに襲われると共に、
その才能を愛してしまうことがあります。
そんなことを感じるごとに、
この映画を思い出すわけなのですが、
最近は歳とったせいもあり、
若い知り合いが出来るごとに
そんな風に感じてしまうこともありますね。
自分には才能も未来もないと、
悟ると絶望の中で生きなくてはいけない。
豪華絢爛で隙の無いエンターテイメント作品にもかかわらず、
観るといたたまれない気持ちになる映画だったりします。
凡人は、何が出来、何のために生きなくてはいけないのだろう?
ーなんて、ところに、行き着いたりします。
(まぁ、実際にはそんなに思いつめてしまう訳では、無いのですが)
しかしまぁ、天才って言うのはどうして速く死ぬんであろうか?
神に魅入られてしまうというか
嫉妬されてしまうというか、
この映画を観ると、そんなことを考えながら、
物思いにふけってしまいます。

Posted by ばるたん (V)o¥o(V) at 11:31│Comments(0)
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