ジッターの無い、対ナマズルアーBOX。その5

ばるたん (V)o¥o(V)

2009年08月31日 19:29



対岸の護岸岸際へキャストして
ゆっくりとリトリーブ。
通常のルアーなら川の流れに乗って
大きく扇形にコースをとるリトリーブコースも
風の国ハンドメイド零号機は比較的
まっすぐにリトリーブできる。
それが、メリットのあることなのかどうかは分かりませんが、
左右対称という固定観念からはずれると、
こんな変わった動きをするルアーが出来るというのは、
新しい発見で、新鮮な気持ちになる。

この零号機、そういった意味では面白いルアーですが、
きょう使用しているタックルには少し重いルアーなのと、
トリプルフックを2個つけているので、
鯰にはちょっとかわいそうといったこともあり、
使用を後回しにしていました。

ルアーのベリーとリアにトリプルフックの着いているルアーだと、
かかったナマズが血だらけになってしまうことが多く、
個人的に普段はあまり使用しません。

零号機も軽く使ってみると変更したい箇所があり、
それに合わせていじるときは
ダブルフックにしようと思っています。

川上に向かって歩を進めながら、
対岸やアップストリーム自分の立つ岸際を
撃って行く。

ほんの少しだが空が明るくなってくる。
そろそろ終了時間だ。

自分の立っている護岸の上流岸側へキャストする。
ジッターバグなら、岸際50センチ内に落とすよう
心掛けて時には護岸にルアーをぶつけてしまうことも
あるのですが、この零号機は
1メートル内にアバウトに落としても
リトリーブで岸に寄せることが出来るので、
気が楽だ。

護岸をなめるようにリトリーブしていると、
手前横の水面が動いた。

いた!

軽くシェイクがはいるようにリトリーブすると、
カッポン!と、軽いバイトがあり、
ケミホタルが引きずり込まれ、
一瞬で流芯側へ走っていく。
軽くリールを巻いて手ごたえを感じてから、
軽く合わせると、
バシャバシャと暴れながら、
自分の前を下流側へ流されていった。




少し小さいが、
なかなか印象に残る良いファイトの
1匹でした。

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(護岸に咲いていたゆりの花です。
透き通るような白い色が綺麗でしょ!)


ナマズを釣るならジッターバグがあれば十分。
私はそう思っているし、
年間の釣果もほとんどジッターによる物です。
もちろんジッターに合わせて使いやすいタックルを
使っているといったこともありますが、
魚に一番近い、ジッターバグの優秀な性能は
本当に素晴らしいと思っています。

―が、それとは別に友人が削って彫って作ってくれた、
ルアーを仕上げていくのも楽しい試みです。
釣れなくて、心が折れかけたときに
ジッターを結んでしまわないように、
家においてきて臨んだ今夜の釣行。
それなりに結果が出て、
今までとは違った楽しさがありました。

まだまだ、見直す部分はありますが、
手ごたえを感じた風の国ハンドメイドを
もう一度アップしておきます。

皆様の感じたことや、
アドバイスなどありましたら、
お気軽にコメント入れてください。

零号機Ver2
  


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不思議ね 空が近い




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