沈没

ばるたん (V)o¥o(V)

2009年04月01日 13:21

色々な事を考えていたら、
貴重なお休みも、
お昼近くになってしまった。

昨晩、例の事件のことを
ショップで話をしていたら、
(不正を働かなくてはいけないと追い込まれるほど)
成績を気にして釣りをするのって、
楽しくないだろうなぁと、
誰かの言葉が妙に引っ掛かっていた。

私にとって釣りは遊びである。

よって、楽しい時間が過ごせることが目的で
魚を釣ることよりも、どっちかって言うと
魚にたどり着くまでの過程を
色々と試行錯誤することを
日々の生活と合わせて楽しんでいる。
巧く行かないことのほうが多く
釣りに出かけられなくても、
フィールドに出る日の事を想像しながら、
釣り雑誌など読みながら悶々とした時間を過ごすから、
貴重なそのときを楽しめるのだと思う。

今月号の雑誌にフライなどのほかの色々な釣りの経験が
フィードバックされると語っているのは、
今、あらためて読み返してみても、
大いに共感できる記事だった。

そんな訳で、大型トップルアーを眺めるのを
肴に初出航より1週間を過ごした訳だ。

宴の時は夕まずめであろう。

そんな予測を立てていたので、
岸際を丁寧に撃っていて、
バイトが無くても気にならない。

不思議な物で、先日までおかっぱりで
さして目印のないオープンスペースにキャストをしても、
十分に楽しんでいたのですが、
たった1回のフローターの経験で、
何かしら、ストラクチャーを
目標にキャストすることが楽しくて仕方がない。
気温の低い日が続き、
あまりシャローに魚がさしているとも
考えづらいと思いつつも、
岸際にキャストをしている。

まぁ、大してコントロールが良い訳ではないので、
狙ったところにキャストが出来ている訳ではありませんが、
そのときがくれば、そういう状況に出くわしたときには、
今やっていることは無駄にはならないと思う。

半年ほど前と比べても、
格段に進歩しているといえるもの。

トイレに行きたくなったので、
アプローチポイントへ戻ろうとすると、
いつの間にやらスロープで
へら師の方が釣りを始めていた。

出来るだけ邪魔にならないようにと思って
遠回りはしてみる物の、
おそらく邪魔をしてしまうことになるであろう。

申し訳ないと、沖より声をかけて、
出来るだけ静かに上がろうとするが、
アプローチポイントもすみの方は
底質が泥で足が取られてしまい、
巧く上がれなかったため
多少水際でじたばたとしてしまう。

大変ですねと、そのへら師に
声をかけられちゃったりするのですが、
あんたが居るからだよとはいえないし、
笑ってやり過ごして岸に上がった。

ついでに、いつものラーメン屋さんで食事を取り、
戻ってきて再支度。
フローターを膨らませて、
フタをすると何処からか
背筋の寒くなる音がする。

ポンプの差込口をちゃんと絞めなかったからにしてくれと、
願いを込めるように確認してみても
すぐに違うことはわかった。

下面のはじに、小さな穴があり、
しゅーっと、音を立てて空気が漏れている。
さっき上がるときにポイントをずらして、
手間取ったときにどっかに引っ掛けてしまったのであろう。

このままでたら、最悪、沈没だろうなぁ。

4時近い時間。
ある意味これからが本番と思っていただけに、
非常に悔しかったのですが、
フローターでの出航はあきらめることに。

減水中で、おかっぱりでは釣りがしにくい状況の
今の印旛沼水系。
おまけに、フローターだから使える、
1個1個の値段の高い、トッパー系のルアー。
根がかり回収が出来ないとシャレにならん。

それでも、いつも廻るあたりをラン&ガンしてみるも、
反応はなし。
印旛沼水系開幕宣言後2週間魚を見ていない。
日暮れ前後に耳を澄ましていても、
魚のバストも聞こえてこないということは、
あまり活性も良くなかったのであろう。

少なくとも、あの日はそういった、予感させる音も、
時折聞こえていた物なぁ。

といった訳で、またもデコの1日でした。

それでも、私にとっては楽しい時間を過ごしました。
色々なトラブルも経験だい!!



(写真は本文にまったくなんにも関係がありません)

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