安藤ルアーでナマズ釣り。その3

ばるたん (V)o¥o(V)

2009年09月23日 03:10

釣りの世界は奥が深いなぁ・・・と、思う。

ルアーを換える。
それに合わせてロッドも換える。
それに合わせてリールも換える。
対象魚は変わっていないのに、
けっこう新鮮な気持ちになります。

今年の鯰釣りも個人的には
シーズン終了を迎えつつあるといった
この状況で、また新たな発見がある。
タックル変更によるフィーリングの違いだ。

個人的に愛用している、
ノリーズHB600Lは本当に良いロッドだと思います。
―が、こうやって違うロッドを使ってみると、
霞んでしまう部分があります。
HB600Lはショートキャストで
自分が巧くなったと錯覚させるような
キャストのしやすさが魅力です。
もっと言うなら、使っていると
キャストが少しづつ巧くなっていくような
そんな気さえします。
これは、今まで使っていたロッドには
感じたことが無かった要素といえます。

ジッターバグとの相性も良く、
私のホームフィールドでは
対岸岸際を狙ってキャストしながら、
ラン&ガンを続ける感じは、
ボートに乗って岸際を撃ちながら
移動する感覚に近いです。

―がそういった状況にマッチしていて
使いやすいロッドでも、
それがなまず釣りに適したタックルとは
実は私は思っていません。
私は自分の持っているロッドの選択肢の中から
キャストが楽しいといった理由で
このロッドを選んでいるだけです。

釣果を優先するなら違うロッドとリール
ラインを選びますし
お金に余裕があるなら、
鯰専用の鯰人とか、ミクシィのマイミクで
鯰ブログの大御所といわれる方が使っているタックルなども
非常に魅力を感じます。
(ただ、大御所さんは竿の好みは千差万別、各自により様々。と、
はっきりおっしゃっておりました。)

比較的大きめで重い
この安藤ルアーを現在使っているタックルで
キャストをしてリトリーブしていて、
ナマズ釣りにはこういったロッドのほうが
楽しいんではないかとそんな気がしてきました。

ばしゅっ!!

気持ちの良い音のバイトがあり、
ナマズがヒットしました。
ロッドが大きく弧をえがき
抵抗する魚をなかなか寄せられません。

こういったやりとりが楽しい!!

HB600Lならすぐに寄せられてしまい
HB630Mなら、ダーって引っ張って
ごぼう抜きできるかもしれませんが、
フレイムにはそういった力はありません。
自分の持っているロッドの中では、
フェンウィックのアイアンホーク・トップウォーターに近い。
あのロッドで獲った70ナマズが
過去最高の印象に残るナマズで
あのときの感動をまた味わいたいために
ナマズ釣りを続けているのだと、
そんなことをあらためて思いました。

60センチほどの高さの護岸が抜きあげられず、
ウィンドブレーカーの袖で手のひらを覆い
PEラインを持って抜き上げました。







サイズはけっして大きくありませんが、
今シーズン1番のファイトのナマズです。

今年はあんまり大きいサイズが釣れていないので
負け惜しみのようですが、
魚はサイズじゃない。
釣ったときの感動だ!
あらためてそんなことを思い出させる1匹です。

お気に入りのルアーで釣ったこともありますが、
非常に印象深い魚でした。

さて、ルアーをとんでもなくうるさい
ツナミビートジャックプラに換えて
その後も釣りを続けたのですが、
雨が本降りとなってしまい
諦めて帰りました。

今シーズンのナマズは来てもあと数回。
もしかしたらこれが最後かもしれないなぁと
雨のせいで、びしょ濡れになり
寒さがよりしみる状況で
なんとなく淋しい気分になりました。



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ばるたん(V)o¥o(V)の本日の1曲

珍しいバージョンがあるんだなぁ・・・




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