リアル・スティール(息子を連れて観に行け!!)

ばるたん (V)o¥o(V)

2011年12月11日 13:16





いや、ホント、息子が居たなら
連れて観に行きたい作品でした!







父親が息子に教えることに、
「釣り」「キャッチボール」「火の熾し方」
といわれる文化のあるアメリカらしいお話。
いや、息子と向き合ったときに
教えられるのは父親なのかもしれない。
とにかく子供向けロボット格闘映画なのに
親子の描き方が秀逸!
泣かせます!!


それにしても、電脳着ぐるみの出来の良さは
極まりましたねぇ!
(先日も“猿”で驚かされたばかりだって言うのに!!)

巨大ロボットは日本アニメの独壇場って、
疑ってこなかったんですけど、
この映像を見せられてしまったら、
土下座して往年の日本アニメを
リメイク製作してもらったほうが
良いのではなかろうか?
などと、思ってしまいました。

そういった、映像の技もこの作品凄いのですが、
ジャパニメーションなら殺伐とした話に
載せてしまいそうなテクニックを
ディズニーならではのファミリードラマに
使用しているところが、また凄い。

とにかく、このシナリオもさりげなく良質で
巧いです。

それにしても日本人なら誇りに思うべきなのでしょうが、
この作品、妙に日本に敬意をはらっている部分が
そこかしこにあってく見ていてすぐったいです。
ハリウッド映画でこんな気持ちになるのは
珍しい気がしました。


あくまで私個人の思うところでは、
こういうものこそ日本発、
日本映画作品で観たかった。
ロボット物のジャンルなら
日本ならではの凄い作品が
見れるのではなかろうか?と、
かねてより期待していたのですが、
本当にさりげなくこんな作品を
作られてしまうと、
ちょっと淋しいかなぁ。

子供の頃からブラウン管(古っ!)の中の
ロボットアニメの洗礼を受けて大人になった私には、
この作品の出来のよしあしより
メイドインJapanで
こういった作品が見たかった。
あまりに良くできていたがために、
そんな残念な想いが残る作品でした。






オフィシャル・サイト
http://disney-studio.jp/movies/realsteel/
http://www.steelgetsreal.com/ (英語)

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