水面お気楽フィッシング♪

ターゲットはそこに居るのである。
ハードベイト、それこそスピナーベイトなど巻いていると、
喰わないまでも後を追ってくるのを確認することは、
たびたびあるし、実際過去に釣ったこともない訳ではない。

―だが、今シーズンに限っては、ハードベイトは
まったく喰ってはもらえないといった状況だった。
まぁ、私が下手なんだと言ってしまえば、
それまでなのですが、同じフィールドの釣果情報などを
ネット上で調べてみても、圧倒的にフィネスでの釣果が多く
釣りたい欲にかられた私も、さんざん悩んだ挙句
フィネスタックルを購入するに至った訳だ。

まぁ、だからと言って釣れるわけじゃぁない。
にわかアングラーの猿真似であるからにして、
ハードベイトで追う魚を確認して
フォローにノーシンカーなど投入しても、
釣れないものは釣れないのである。
アタリが取れていないわけでもない、
正直、たまに掛かったりばれたり
反応があったりするので、
ポイントは絞り込めて釣りは出来ていると言った感じではあるが、
とにかくキャッチには至らないといった感じ。
―まったく、まともに釣れるのは、
ナマズやコイやニゴイ、ウグイにシーバスと
本命ターゲット以外の釣果はバラエティに富んでいる。
―っていうか、ある意味凄いだろこの釣果。









6ポンドフロロラインのウルトラライトのスピニングタックル
（メジャークラフト コルザ　ＢＡＳＩＣ　ＣＺＳ−６４２ＵＬに
ダイワ(Daiwa) １５フリームス　２５０６Ｈ）で
ラインブレイクするのではないかと冷や汗かきながらも
楽勝60アップのナマズや鯉をキャッチしている訳だから、
良くやっている感は自分でもある。

魚の口に針掛かりしたままのラインブレイクを
極力避けるよう今まで取り組んできたことを
改めて思い起こさせる。

まぁ、改めて本命ターゲットをいかに釣るかだ。

ふと、本当に釣りの巧い人、
例えばプロのアングラーなら
このフィールドをいったいどうやって攻略するのであろうか？
メジャーフィールドであったなら、
釣りビジョンや釣り雑誌を見ていれば
それこそ暇がないほどの情報に踊らされるであろう。
前は良く通っていた芦ノ湖などの実釣シーンは
よりリアルに実感できるし見ていて楽しいものだったりするが、
今回通いつめてるフィールドにプロのアングラーがやってくるなんてことは、
まぁ、ないであろうと思う。

そんな訳で、自分自身のスキルの向上しか道は無いだろうと思いつつ、
ふと、立ち寄った釣具屋さんで見た本のキャッチコピーが目に止まった。
「釣りに上達の“抜け道”は無し。しかし、“近道”ならここにある。」


「バス釣りがある日突然上手くなる」 青木 大介 (著)








中級アングラー以上向けで、私のようなド初心者にわかアングラーには
レベルが高い内容ではありましたが、
予想以上に面白く読めました。

改めて、前回の続きと言うかもう一度、
「敵を知り、己を知り、地の利を知れ」で言うならば、
「敵を知り、己を知る」の肥やしには
なっているような気がします。






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